アングルが決まらない時のカメラの動かし方

同じ場所やものを撮っても、アングルが変われば全く違う写真に仕上がります。格好良く撮りたいのに、なぜかありきたりになってしまう。もっと迫力ある写真を撮りたいのにインパクトが足りない。いつも平面的で面白みがない写真になってしまう。

そんな場合は、アングルを変えてみることもコツの一つです。今回の記事では、そもそもアングルとは何か、より格好良く撮るためのアングルのコツなど詳しくご紹介します。

 

カメラのアングルとはなにか?

よく理解できていないことが多いのは、カメラポジションとカメラアングルの違い。

カメラポジションとはどの高さで撮るのかを指します。

目の位置より高いところで撮る時はハイポジション、目の高さのままで撮る時はアイポジショ

ン、目の位置より下で撮る場合はローポジションといいます。

 

それに対してカメラアングルとは、被写体に対して構えるカメラの角度のことを表します。

なので構えた位置が高いか低いかは関係ありません。

カメラアングルには、ハイアングル、水平アングル、ローアングルと大きく分けると三つあり

レンズの角度を下に傾けたのがハイアングル、水平は水平アングル、レンズを上の角度に

向ければローアングルになります。

例えばカメラを高い場所でハイポジションで構えていても角度を上に向ければローアングルと

いうことになります。

 

↙️ハイアングル   ←水平アングル   ↖️ローアングル 

 

ハイアングルのコツ

ハイアングルは被写体を見下ろすように下に傾けた角度で撮ること。

風景であれば高い位置からさらにハイアングルで撮ることで、広さや客観性を表現すること

ができます。

料理写真の場合、全体を伝えたい時は自然にハイアングルとなるでしょう。

同じハイアングルの料理写真でも、真上から真下に構え撮れば、インスタグラムで

見かけるようなハイセンスな写真に仕上がります。

人や動物などのポートレートでは、ハイアングルで撮ると表情を豊かに捉えたり

可愛さを強調することができます。その理由は顔が大きく、体が小さく写るので

顔が強調され、上に構えるレンズを下から見上げるようになるので上目遣いとなり

上目遣いになると目が大きく見開かれるからです。

女性や子供の表情、動物の顔など、ハイアングルで魅力的な一枚に仕上がります。

水平アングルのコツ

水平アングルはカメラを地面に対して水平に保つこと。

水平の角度で撮ることはオーソドックスな撮影方法です。

普段見ている景色とほぼ同じ角度なので全体をありのままに伝えることができます。

広い景色を一枚に収めたい時には水平アングルが効果的です。

また商業用などで商品を撮る時は、正確に伝える必要があるので水平で撮る必要が生まれます。

そのほか、人や動物などの姿をありのままに伝えたい時も水平アングルは効果的です。

水平アングルを生かすには、被写体に合った高さにポジションを構えるのもコツです。

その一方、デメリットとしては個性に欠ける印象にはなりがちです。

個性よりも自然さやありのままを撮りたい時にお勧めです。

ローアングルのコツ

被写体に対して下の位置から、レンズの角度を上向きにして撮るのがローアングル。

下から煽るような姿勢となります。

ローポジションと組み合わせることで、地面に近いものや小さなもを見上げるように

写す事ができます。

普段下から見ることが無いものをローアングルで撮ることができたら、それは

見る人に新鮮な世界を届けることができます。

例えば、野に咲く小さな草花や、草花に潜む虫などをローアングルで撮れたら

水平アングルやハイアングルとは全く異なる世界観に仕上がると思います。

下から野に咲く花を煽れば、迫力ある花とそのバックに映る空との遠近感も捉えることが

でき、まさに映える一枚になるでしょう。

また人物の全身写真などのポートレートをカメラに収めるとき、ローポジションから

ローアングルで、足を近くに顔を遠くに撮ると、脚長で小顔に写る効果が期待できます。

また存在感をグッと高めることができ、モデルのようなかっこいいポートレートに仕上がります。

建物の場合も、地面から近いローポジションかつローアングルで撮ることで、地面から

聳え立つような、高さを強調した迫力を表現することができます。

アングルに悩むときは?

同じ被写体を様々なアングルで撮ってみることをお勧めします。

またアングルだけではなく、ポジションとの組み合わせで様々な表現が生まれます。

さらに広角レンズなどを使えば幅も広がります。

そして大切なことは、遠慮がちな控えめな角度で撮らないこと。

少し大胆かな?と思うぐらいの方が実際には丁度良い加減のことも多々あります。

慣れないうちはどのぐらいの角度でどれだけ印象が変わるかなど感覚的に分からないこともあると思います。

一つの被写体で様々な写真を撮り、ぜひ感覚をつかんでいただきたいと思います。

ローポジションからローアングル

ローポジションから水平アングル

ローポジション、ローアングル 脚長効果あり

まとめ

いかがでしたでしょうか?

カメラアングルに悩む時のために

カメラアングルとは何か?から三つのアングルをご説明しながら

効果的なカメラの使い方をご紹介しました。

よかったら試してみてください。