スチール撮影とは?言葉の意味と必要な機材を解説

スチール撮影とは?言葉の意味と必要な機材を解説

広告業界や映画業界などでよく聞くスチール撮影という言葉の意味と、スチール撮影に使うスチールカメラや、必要な機材などの基礎知識をご紹介します。

スチール撮影とは

スチール撮影とは、人や物の写真(静止画)を撮影することで、主に商業用の撮影を指し、広告や映画、テレビなどの業界で多く使われている言葉です。

スチール撮影のスチールという言葉は、英語の「still 」という単語の発音から生まれました。「still 」には「静止した・じっとした」などの意味があり、「still photography shooting」で「スチール(静止画)撮影」を意味します。スチル撮影と縮めて呼ばれることもあります。

なぜ写真撮影ではなくスチール撮影と呼ぶようになったかは諸説ありますが、映画制作などの現場で、動画の撮影と写真の撮影を分けて呼ぶ必要があったからと言われています。映画制作の現場では、多数のスタッフにすばやく的確に指示を出さなければなりません。映画の撮影を担当するスタッフを「ムービー」、宣伝用の写真撮影を担当するスタッフを「スチール」などとスムーズに呼び分けられるのが便利で、徐々に映画業界から広告業界、テレビ業界など、撮影を行う業界全般に浸透していったのかもしれませんね。

スチールカメラとは

スチール撮影が写真(静止画)撮影を意味するように、スチールカメラとは、写真(静止画)を撮影するカメラを指します。かつてはは明確に分かれていた動画撮影用のカメラと写真撮影用のカメラですが、現在は動画と写真を両方撮影できるカメラも登場し、何がスチールカメラかは曖昧になってきました。しかし今でも広告や商材、人物の写真撮影をスチール撮影と呼ぶ場面は多く、商業用の写真撮影に使われるプロ仕様のカメラなどを、スチールカメラと呼ぶことが多くなっています。

スチール撮影に必要な機材

スチール撮影に必要な機材は、必ずしも決まっていませんが、最低限必要なものは以下の2つです。

  • 写真撮影用のカメラ
  • フィルムもしくはデジタルデータの保存媒体

スチール撮影を依頼された場合には、依頼主の希望や目的を達成できる機材を個別に用意しなければなりません。カメラの性能も、依頼主の希望によってどの程度のものが必要か変わります。屋外での撮影では、レフ板やレンズフード、三脚があった方が良い場合もあります。人物をきれいに撮ってほしいと言われれば、肌が美しく見える照明や照明用スタンドを用意するのも1つです。ほかにも希望に応じてスタジオや撮影台、レンズを用意するなど、さまざまな工夫が必要です。機材は購入するだけでなく、レンタルできる場合もあります。

スチール撮影とは写真(静止画)撮影

スチール撮影という言葉の意味と、スチール撮影に使うスチールカメラや、必要な機材などの基礎知識をご紹介しました。スチール撮影とは、人や物の写真(静止画)を撮影することで、主に商業用の撮影を指し、広告や映画、テレビなどの業界で多く使われている言葉です。この記事が、スチール撮影についてご理解いただく一助となれば幸いです。